川田歯科医院
2017年7月2日
先日、「小児成育歯科」の講演会に出席しました。
色々な話しをお聞きする事が出来ましたが、中でも興味を引いたのが「卒乳の時期」と「舌小帯の切除の必要性」と「おしゃぶり」についてでした。
「卒乳の時期」 については、母乳はほぼ完全な栄養を含み、アレルギーは無く、免疫効果があり、愛着の形成も進む絶対的なものではあるが、その反面糖分の摂取により付着性の高いプラークを形成する。結論としては、離乳食を始め一歳過ぎたら卒乳へ。”噛むのと吸うのは違う”
「舌小帯の切除の必要性」 については、簡単に言うと機能的な問題が無ければそのままでOK。発音障害や舌が動かない時、舌小帯強直症以外は切除の必要は無しと考えていいとの事。
「おしゃぶり」 については、長時間、長期間の使用はダメ。一歳過ぎたら使用中止へ。